刑事事件・犯罪用語集
保護観察付執行猶予
保護観察付執行猶予とは、一般の刑事事件において、被告人を今後監督するにあたり、家族や会社などに適切な人物が見当たらない場合や、社会の中で被告人を自力更生させるには多少の不安が残る場合に、保護司(地域の篤志家から選ばれ、被告人の改善更生の手助けをする者)の監督に委ねる旨の条件を付けて言い渡す執行猶予のことをいいます。
この場合、執行猶予期間中は、定期的に保護司に近況報告をし、その指示に従った生活をしなければなりません。
この条件に違反した場合には、執行猶予が取り消される可能性があります。
また、執行猶予期間中に別の罪を犯して有罪判決を受けると、次は執行猶予はつけることができず、必ず実刑になります。
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