職務質問とは、警察官が、何らかの犯罪を犯したか、もしくは犯そうとしている疑いのある者や、それらについて知っていると思われる者を停止させ、質問することをいいます。

たとえば、深夜に自転車に乗っている際に、警察官に停止を求められ、住所や行き先を質問されることなどが挙げられます。

職務質問は強制ではなく任意であるため、必ずしも応じる必要はありませんし、応じなくても何ら違法ではありませんが、かたくなに拒否すると不審に思われ、警察署等への任意同行を求められることもあります。

また、職務質問に付随する行為として、一定の範囲で所持品を検査することが判例により認められています。