自白とは、自分の犯罪事実の全部または主要な部分を認める被疑者・被告人の供述のことをいいます。

現行法では、自白だけでは、それがどんなに信用できるものであっても、有罪にしてはならず、必ず他の証拠(補強証拠)を必要とすると規定されています。(補強法則と呼ばれます。)

これは、自白が過大に評価されることや自白の強要を防止するためです。

なお、虚偽の自白は冤罪の原因の一つとなりますので、被疑者の取調べの方法には多くのルールが定められています。